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  • 「来年こそは整理できる自分になる」整理収納セミナー 収納編!
2016.06.13

春は始まりの季節。部屋をスッキリきれいにして、心機一転スタートしたいと思う方も多いのではないでしょうか?
整理収納セミナーの収納編が、1月22日(金)、茶山台団地の19棟 集会所で開催されました。参加者は10名。
講師は、前回に引き続き、整理収納アドバイザー1級の小林朗子先生です。

収納写真1

「前回は、使っていないモノや使っていない場所はないか?
自宅の見取り図をもとに考えていただきました。
収納の前にはじめることは、いらないモノをまず手放すこと。
『整理』は、無駄なものを取り除くことです」と、まずは前回のおさらい。
「年末の片付けは、はかどりましたか?」の先生の問いかけに、大きくうなずく参加者の姿も。
収納編では、うまく収納するためのポイントについてお話いただきました。
 


 

「収納=隠す」では、ありません

モノの分別を行い、無駄を取り除く『整理』ができれば、次の段階が『収納』です。
「収納とは、中に入れてしまっておくことです。
例えば、いろんなモノが入る箱が並んでいるとキレイに見えますが…開けてみないと中身がわからない。
大切なモノがなかなか見つからず困った!という経験、ありませんか?」と、問いかける小林先生。

片付けのお宅訪問でよく目にするのが、整理しているかのように見える箱も中身は空っぽのケースなんだそう。
これでは逆に場所をとってしまいますよね…。

収納のまちがいとして、以下の3点を挙げました。
 
 

収納のまちがい

 

1.何でも隠してくれるパンドラの箱

  • 隠しているつもりが、いつの間にか迷子に
  • 永久的にモノが入るわけではない

 

2.オシャレに見える・整理して見える

  • 使い勝手を無視している
  • 中身はスカスカ、ケースだけが増える

 

3.収納場所が増える

  • 増えてはいない、部屋が狭くなっただけ
  • 増えてはいない、分類が細かくなっただけ

 
 

収納は、使うために「戻す」

「収納は、しまう、出す、使う、しまう…の繰り返しです。
この、『しまう』という言葉、『戻す』に言い換えると、印象がずいぶん違いませんか」と、小林先生。
「子どもに片付けをお願いする時も『早くしまいなさい』より『元に戻してね』と言う方がやさしく、やわらか。
“次に使うために元に戻しましょう”というメッセージがあっていいのでは」と、提言。これは、いつも心に留めておきたい考え方だと思います。

しまう → 出す → 使う → しまう …の繰り返し

戻す → 出す → 使う → 戻す …の繰り返し

収納は、片付けまで考える

「戻す」ができない原因

  • 戻しに行くのが面倒
  • 戻す場所が決まっていない
  • 戻せる場所の余裕がない
  • 戻し方が面倒

 
 

「住まいの間取り図」から、モノの定位置があるのか考える

「みなさんのお住まいの間取りで、日頃の生活行動パターンを思い出し、どこに何が置いてあるのか記入してみましょう」と、参加者ワークがスタート。
まず必要なことは、モノの定位置を決めること。使いたい時に無駄な動きをしなくてすむように考え、収納することが基本…というお話に参加者は熱心に耳を傾けました。
収納写真2
収納写真3

例えば、アイロンがけをしている所にアイロンが置いてあるのか?
普段、家の中でどう動き、必要なものはどこにあるのか?
それぞれが思い出しながら記入。

整理編・収納編と学ぶ参加者のみなさんは終始、真剣です。
 

収納も食欲も「腹八分目」

お腹も収納スペースも限りがあります。
「食欲の場合、量を控えた方が消化効率がよいと言われますが、収納スペースも同じことが言えます。
たくさんの量を詰め込むと処理できず、負担がかかる」というなんともドキッとするお話。
腹八分目のルールは、戻せる場所の余裕はあるのか?
モノが増えていった場合、そのスペースで収まるのかを考えるといいそうです。
 

<8割収納のメリット>

  • 必要なモノがすぐに取り出しやすい
  • 中身が把握しやすい
  • モノの循環が良くなる

 

知っておきたい収納のコツ

 

<収納する場所の高さ>

  • 人の腰の高さが、手が届きやすく便利な収納エリア
    使用頻度と中身によって場所を決める

 

<収納グッズ選び方>

  • 出しやすく、戻しやすく
  • 中身がわかる、想像できる工夫
  • 色や形を揃える

収納写真4
「キッチンコンロの下にフライパンを収納する時、100均グッズが役に立ちますよ」と、アドバイス。開き戸で横からとる場合と、上からとるのでは選ぶ形が違います。
 

<収納のコツ>

  • 収納方法・・・タオルやTシャツなどは選びやすく・取り出しやすいを考え、「輪」と「立」の収納を。
  • 収納の仕方・・・グルーピングができていれば「きっちり」すぎなくて良い

収納写真5

  • 適量・・・生活行動パターンを考えて、必要な数だけ所有する
    (例)大量のストック、洗濯回数に合わない衣類やタオル類

 


 

整理収納セミナーの最後に、「整理編・収納編を通して、整理整頓は“モノを整理することからはじまる”ということを一番お伝えしたいと思いました。
また、収納で大切なことは、『片付ける』ではなくて『元に戻す』という意識。
“これまでに試したことのある片付け方法は?”というHOME’Sのアンケート調査では、“収納グッズやボックスを買った”という回答がダントツで1位でした。
収納グッズを買うことからはじめるというのは、やってしまいがちなことですが、かえって部屋が狭くなってしまう可能性があります。
モノを増やすことから考えず、まずは整理することに目を向けましょう」と、小林先生は締めくくりました。
終了後、自然に拍手がわきおこった同セミナー。
モノがあふれる時代、参加者それぞれに大きな“気づき”を与えてくれたように感じました。

収納写真6

※セミナー後の座談会では、「整理編」「収納編」通しての感想をお話いただきました。
 

整理収納セミナー 参加者の声

  • 家が片付かない理由やこれからの課題がよくわかりました。
  • 要らないモノに囲まれて生活している状態を何とか脱却したい。セミナー受講を機に、家族にも働きかけてみようと思います。
  • 前回の「整理セミナー」受講後、ご近所さんから「引っ越しするの?」と聞かれるほど、不用品をたくさん処分しました。まだまだ整理の段階ですが、先生のお話がわかりやすく、やってみようと前向きになれたことがとても良かったです。
  • ラベルやネームタックを使って衣類の中身を表示することは、私だけでなく家族のためにもなるとヒントを得ました。
  • 間取りによって収納場所を考えるということがわかり、参考になりました。
  • モノの住所を決めているつもりですが、物忘れが多くなってきたので、同じ目的のものをグループ化することを心がけたいと思います。
  • 8割収納を心がけるということにすごく納得しました。整理収納、位置決め、使ったら戻す。大事なポイントを押さえて教えてくださいました。小林先生とワークルームを開いてくれた公社に感謝しています。ありがとうございます。

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