私のダンチ・ライフ「泉北ではじめる自分らしい暮らしかた」

カップルインフルエンサーを魅了する、団地リノベで理想の暮らし

わたしのダンチライフ
2025.03.07

団地にまつわるストーリーを、泉北エリアの情報誌をつくる『RE EDIT〈リ エディット 〉』編集部が、2022年6月よりお届けする「わたしのダンチ・ライフ」。

以前にご紹介した前野邸と同じ間取りの臼井邸へ、2022年度ニコイチを選んで住まわれた背景を取材しに伺いました。

インスタグラムやYouTubeなど、SNSで私生活を発信しているカップルインフルエンサーの「カンタとマユコ」こと臼井さんご夫婦。

高校2年生からお付き合いを始め、プリクラを撮ることで2人の軌跡を記念として残してきたそうですが、大学生になって初めてカメラを購入。「良いカメラでお互いを撮りたい」という思いや、SNSだとお互いいつでも写真が見られることから、自分たちの記録のために投稿をしてきたというカンタさん。そのうち好きな洋服やデートで行った場所などを発信するようになりました。今では「カンタとマユコ リノベ団地暮らし夫婦」としてインスタグラムでは3.5万人のフォロワーがいる人気インフルエンサー で、企業からのオファーもひっきりなしというお忙しい毎日を過ごされています。

羽曳野出身のマユコさんと、長居出身のカンタさん。カンタさんが大阪市内で一人暮らしをしていた時は、コンクリート打ちっ放しで無機質なお部屋に住んでいました。次に住むのは自然を感じられる場所であることと、広いことを条件に、お互いの仕事場へのアクセスも考え、泉ヶ丘エリアを選ばれたそうです。

結婚を機にさまざまなリノベ物件を探す中で見つけたのがスマリオのニコイチ。同じ高校出身で共通の友人も多く、たくさんの人が集える広さは物件を選ぶ上で重要なポイントでした。

2022年度ニコイチは90㎡以上と広く、木材が多く使われ、木の温もりあふれた仕様。実は先着で敗れたそうですが、茶山台団地が気に入って、別の縦ニコイチの空きが出た際に一度引っ越しをされました。ですがどうしてもサイズや雰囲気が諦めきれなくて、スマリオの物件を追い続けた 結果、先の方のキャンセルが出てついに念願の今のお部屋に住めることになりました。

普段はお仕事でお忙しいお二人が、家の中で気に入っているのは、サンルームのソファーで晩酌をしながら映画を見ること。

そのすぐそばには、カンタさんの作業場があり、仕事をしながら人の気配を感じられるようにと設計されたサンルームを上手に活用されています。大学卒業後に繊維を扱う商社に就職していたカンタさんですが、写真好きが高じて2023年からフォトグラファーとして活動するようになりました。

インスタグラムの写真もほとんどカンタさんが撮影したもの。編集して動画制作までマルチにこなし、妻のマユコさんはモデルとしても活躍されている才能あふれるカップルです。

取材に伺った日は、結婚式直後。自分たちが一番リラックスできるお気に入りの場所に、参列者の似顔絵がアート作品のように飾られていました。

他にもお部屋の至る所で目に飛び込んできたのは、シンゴさんというアーティストの作品。結婚式準備の際に「結婚式にタイトルを付けたらよいのでは」というアドバイスを受けて、真っ先に名字のロゴを作成してもらったそうで、参列者全員分の招待状を一枚一枚夫婦で手刷りすることに。マユコさんのデスク上のボードには、シンゴさんからの祝福コメントが書かれた付箋が大切に保管されていました。

取材中、終始ニコニコと笑顔が絶えなかったマユコさんは植物が好きだそうで、室内でも観葉植物をたくさん育てています。泉北に引っ越してからは父親に教えてもらって、地域の有名園芸店・ロベリアで鉢を購入し、少しずつ増やしていっているそうで、まだまだ増やしたいと考えています。

よく日が差し込む観葉植物コーナーの他にも、ワードローブ部分に結婚式を彩ったお花がつり下げられていました。思い出のお花がドライフラワーになって残るなんてロマンチックですよね。

そんなマユコさんが唯一こだわったのが、お風呂です。家の中のほとんどのものを夫のカンタさんが選ばれるそうで、こだわりがないというマユコさんですが、きれいなお風呂だけは譲れなかったそうで、ニコイチのお風呂には大満足。

部屋中に風が通り抜けるのもお気に入りポイント。先ほどのカンタさんの仕事部屋と、マユコさんのデスクのある場所は、ベランダを隔てて別の部屋になるのですが、「ゆくゆくは一緒の仕事場にしたい」と新婚さんらしいコメントを頂きました。仕切りの少ない間取りなので使い方の可能性が広がりますね。

今回の取材で感じたのが、「カンタとマユコ」ファンの皆さんにとっては、きっと既視感のある、デート先で制作したり、よく登場したりするアイテムが実際に使用されているんだ!ということ。USUI(臼井)ラグや、

歴代のカメラたちも生活の一部として存在していました。思い出深い品々や好きなアイテムだけで構成されているお部屋、素敵です。「一緒にいろいろ好きなものを見つけていっています」と語ってくれた、いつまでもラブラブなお二人の仲良しの秘訣は、けんかをしてもその日中に仲直りすることだそうですよ。

家の様子からも感じられるセンスの良さでお洋服もとってもファッショナブルなお二人。収納場所が少なさ そうなイメージのある団地で、どのように衣類を保管されているのでしょうか。

快く見せてくださったのは、丸々一室のウォーキングクローゼット。ラックはホームセンターで購入されたんだとか。手前の丸い籐素材のボックスには大量の帽子が入っていて、アイテム別に分かりやすく収納されていました。

団地に住んでもうすぐ2年。「もっと良い使い方がないかと日々模索している」とは思えないほど、限られた空間を上手に活用されています。

大阪市内や遠方に出ることも多いお二人ですが、「帰ってきたらホッとする」と言うほど今の家に愛情を注いでいるのがお部屋からも伝わってきました。友人を招いたり、夫婦水入らずでまったりと過ごしたり、仕事に没頭したり生活をアップデートしながら楽しく住まわれている様子がこれからもSNSで見られると思うと、一ファンとして嬉しいです。

皆さんも、「カンタとマユコ」さんの幸せに暮らす工夫を、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

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